日本陸軍「試製 対空戦車」
この試製対空戦車は3種類確認している。
区分 車 体 武 装 特 徴
#1 98式装甲運搬車(後期型) 98式20mm対空機関砲×1 野戦用の機関砲をそのまま搭載
#2 98式軽戦車 98式20mm対空機関砲×1 オ−プントップの砲塔
#3 98式軽戦車 98式20mm対空機関砲×2 砲塔撤去、旋回砲架

#1 日本陸軍「試製対空戦車(キト)」
98式20mm対空機関砲(100口径)
CG 97式軽装甲改造高射機関砲(長銃身)
98式20mm対空機関砲(70口径)
CG 97式軽装甲改造高射機関砲 No3
2008年11月16日
CG 97式軽装甲改造高射機関砲 No2
確認 1 海岸での試射写真、2両の試製対空戦車が確認できる。
 前方の1両は車体上部に機関砲を設置、後方の1両は機関砲を設置準備をしている。
2 車体下部は、98式装甲運搬車(後期型)と思われる。
3 車体上部も、98式装甲運搬車のように箱型に見えいる。 
4 後部補助転輪は、その位置を後方に移動させるとともに車輪を1個追加、車体の延長を図っている。
5 98式装甲運搬車の特徴であるマフラーが右側にない。
6 車体中央部、機関砲部から前にステップらしき物が確認できる。
 この98式20mm対空機関砲は銃身が長い、これが100口径なのだろう。
  併せて消煙制退器(マズルブレーキ)が取付けられていないのも確認できる。
8 同時期に撮影された写真が他にも存在する。その写真によると奥側は通常の98式20mm対空機関砲
 が写っている。

製造所  池貝自動車製造(現小松製作所)? 改造数  数両(不明)
乗員数   不 明 エンジン  空冷直4ディーゼル 65馬力
武  装  98式高射機関砲(100口径及び70口径)
使用部隊  試作段階なのでなし
備  考 ※ 下部転輪の数から98式装甲運搬車(後期型)と推定する。
2008年11月21日
注意: 詳細不明のため、一部推定で制作している。

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